ねぇ―博士!
シャンプーをノンシリコンシャンプーに変えようと思うんだ。
いやいや、そうとは限らんぞ。
ノンシリコンシャンプーもシリコンシャンプーもそれぞれ良いところがあるのじゃ。
そうなんだ~
知らなかったよ。。。
目次
シリコンとシャンプー
シリコンとは
シャンプーの表示を見てみると強調して書かれている「ノンシリコンシャンプー」という文字を見たことはないでしょうか?
このように表示されていると如何にもシリコンがダメな物のように思えて、現在ではシリコン=悪い物質というイメージが多くの人に根付いています。しかし、実際にはシリコンは優れた耐熱性や絶縁性、低毒性などから、さまざまな製品に利用が進んでいる万能物質なのです!
後ほどシリコンのメリットでお伝えしますが、シャンプーに関してシリコンとは撥水性を利用して髪をコーティングするものなのです。
シリコンシャンプー一覧
「ノンシリコンシャンプー」という表記は見たことあるけど「シリコンシャンプー」という表記は見たことがないため、一般的なシャンプーというとシリコン入りのシャンプーを多くの人がイメージすると思います。しかし、実際に販売されているシャンプーはどちらの方が多く、本当の「一般」となっているのか、その割合を調べました。
調査したのはドラッグストアで購入でき、テレビCMなども放送している知名度が高く使用している人が確実に多いシャンプー10商品です。
【h&s】 | 【パンテーン】 | 【Dove】 | 【ラックス】 | 【クリアフォーメン】 |
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シリコンシャンプー | シリコンシャンプー | シリコンシャンプー | シリコンシャンプー | シリコンシャンプー |
【TSUBAKI】 | 【シーブリーズ】 | 【ボタニスト】 | 【ウル・オス】 | 【サクセス】 |
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シリコンシャンプー | ノンシリコンシャンプー | ノンシリコンシャンプー | ノンシリコンシャンプー | ノンシリコンシャンプー |
シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの割合は6:4という結果になりました。
やはり、イメージ通りシリコンシャンプーの方が商品数の割合は多く、シリコンシャンプーが現在の一般的なシャンプーなのです。しかし、調査結果の6:4という数字は非常に均衡していることを意味し数年後は割合が逆になっている可能性が非常に高いと言えます。
良し悪しは置いておいて、この調査結果からノンシリコンシャンプーは別に珍しいシャンプーではなく販売されているシャンプー全体から考えれば至って普通のシャンプーだと言えます。
よって、ノンシリコンシャンプー=珍しいと勘違いしないように注意しましょう!
シリコンは悪? ノンシリコンは正義?

「シリコンは髪に良くない」「ノンシリコンシャンプーを使うべき」などの断片的な情報だけが伝わり、シリコンは悪・ノンシリコンは正義のように思っている人が非常に多いです。
ハッキリお伝えしますが、そのような情報は間違っています!
シリコンシャンプーの良い点・悪い点、ノンシリコンシャンプーの良い点・悪い点 それぞれあります。よって、どちらかに優位性を付けることはできませんし「シリコンシャンプーを買うべき」や「ノンシリコンシャンプーの方が優れている」と紹介している人・サイトは信じるべきではありません。
その人の髪の状態や何を重要に考えているかによってどちらのシャンプーを使用すべきかはそれぞれ変わってきます。
現在の自分の髪の状態と次に説明するシリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーのメリット・デメリットを参考に考えてみて下さい。
シリコンシャンプー
メリット
<髪のツヤを維持する>
シリコンを使用するかしないかで髪の毛のツヤは多少変わってきます。
ツヤがある髪の毛は健康的な傷んでいない髪の毛に見えるため美しく感じられますが、髪の毛が重いと感じられる場合もあるそうです。
<熱から髪を守る>
シリコンによってコーティングされているため、日光やドライヤーの熱が直接髪に当たるのを防ぎます。
髪の毛は熱に弱い性質のためダメージをすぐ受けますが、シリコンによってそのダメージを軽減させることが可能です。
<髪の肌触り、髪の通りを良くする>
髪の表面に薄い層ができるため通常よりも肌触りが良くなります。
しかし、傷んでいた髪が治ったわけではないので勘違いしないようにしましょう。
デメリット
<ヘアケア成分・栄養素が浸透しづらい>
コーティングされることによって髪の毛に浸透しずらい環境を作ってしまいます。
シリコンシャンプーを使用しているとどれだけ栄養素の高いトリートメントをしてもその効果を完全に浸透させることは出来ません。
さらに、カラーやパーマも薬剤が浸透しずらくなるので掛かりずらく、ノンシリコンシャンプーを日頃から使用している人の方が掛かり易いと言えるでしょう。
<毛穴が詰まる場合がある>
シリコンシャンプーは髪の毛だけでなく、頭皮もコーティングしてしまうのでしっかり水で洗い流さなければ毛穴が詰まる原因になります。
毛穴詰まりはフケや痒みなどの炎症を引き起こす場合があるので注意が必要です。
ノンシリコンシャンプー
メリット
<頭皮にやさしく毛穴が詰まらない>
シリコンは危険性は低い成分ですが洗い残しなどの原因で毛穴に詰まったりするとフケや痒みなどの炎症に繋がる場合があります。
対してノンシリコンシャンプーはシリコンのようなコーティング作用がある成分を含まないため毛穴が詰まる心配がなく頭皮に優しいシャンプーなのです。
<頭皮の汚れをしっかりと落とせる>
ノンシリコンシャンプーよりシリコンシャンプーの方が洗浄力の強い成分を使っている場合が多いですが、ノンシリコンシャンプーの方が汚れを落とすことができます。
洗浄力の強いシリコンシャンプーは髪の毛だけでなく頭皮までもコーティングしてしまうため頭皮の汚れを効率よく落とすことができませんが、ノンシリコンシャンプーは洗浄力では劣りますがその力を100%発揮して汚れを落とすことが可能なのです。
<ヘアケア成分(トリートメント成分)がスムーズに浸透する>
髪の毛がシリコンでコーティングされていないため栄養素が浸透しやすいのです。
栄養成分が高いシャンプーが必ずと言っていいほどノンシリコンなのはその栄養素をできるだけ多く髪の毛に浸透させるためです。
また、浸透しやすいということはヘアカラーなどにも言え、カラーをしたがすぐに色が抜けてしまう・パーマをかけたがすぐに取れてしまうといった方はシャンプーをノンシリコンに変えることで改善される可能性が高いでしょう。
デメリット
<髪の毛のきしみ>
ノンシリコンシャンプーを使用した際に最も感じるのが髪の毛のきしみだと思います。
これはノンシリコンシャンプーの影響で髪の毛のキューティクルが剥がれ落ちたなどというわけではなく、シリコンシャンプーのコーティング作用によってきしまずにいた髪が本来の姿になったということなのです。
つまり、きしむということは髪の毛がダメージを負っているということ。全くダメージのない髪の毛はノンシリコンシャンプーでもきしむことはないのです。
<泡立ちにくい>
この問題は実はシリコンの影響ではないのです。
シリコンは「髪の毛をコーティングするもの」、つまりシャンプーの泡立ちとは一切関係ありません。ではなぜノンシリコンシャンプーは泡立ちが悪いと言われているかというと洗浄成分に大きな違いがあるのです。
ノンシリコンシャンプーは頭皮に優しいアミノ酸系界面活性剤を配合している場合が多いためそこまで泡立ちませんが、シリコンシャンプーは洗浄力の強いアルコール系界面活性剤を配合しているためよく泡立ちます。
しかし、髪と頭皮の汚れはお湯だけで約8割も落とすことが可能なので、そこまでの洗浄力は必要なく洗剤と同じ成分を含んでいる洗浄力の強いアルコール系ではなく程よい洗浄力のアミノ酸系で十分なのです。
つまり、泡立ちが良い=洗浄力が強いということであり、その分頭皮にかかる負担も大きくなります。
<髪にツヤが出にくい>
髪の毛一本一本をコーティングしていないのでツヤは出にくくなります。
しかし逆の考え方をするとツヤや光沢感が出ていない分、自然の美しい印象を与えることができます。
ハーブガーデンシャンプーはノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーのこだわり
ハーブガーデンシャンプーはシリコンを配合していないノンシリコンシャンプーです。
しかし、こだわったのはシリコン不使用だけではなく化学物質を一切使用しない天然成分100%シャンプーの実現!
その結果、38種類の天然成分がノンシリコンシャンプーの以下のデメリットを改善に導いたのです。
<泡立ちの悪さ>
サポニンという天然の界面活性剤を多く含んだ『ソープナッツエキス』を配合しているためもっちりとしたきめ細かい泡立ちを実現します。
<髪の毛のきしみ・ツヤ>
樹齢3000年にもなる長寿命の樹木であるバオバブから摂れる栄養素『バオバブ種子油』とかの楊貴妃も美容のために食べたといわれるシロキクラゲから抽出された『シロキクラゲ多糖体』によって髪の毛のきしみ・ツヤを改善します。
これらは、ヒアルロン酸をはるかに超える保水力を持っているため常にみずみずしい輝きある髪を実現します。
使ってみた使用感は?
今までコロコロとシャンプーを変え様々なシャンプーを使用してきましたが、ノンシリコンシャンプーでありながらここまでノンシリコンのデメリットを感じさせない物は初めてでした。
髪の毛のきしみも多少は感じるものの他のノンシリコンシャンプーと比べると雲泥の差です。泡立ちに関しては使い始めた2.3回は多少泡立ちの悪さを感じましたがそれ以降はこれまで使用していたシリコンシャンプーのコーティングが取れたのか泡立ちが良くなりました。
これまでシリコンによって完全に汚れが取れていなかったせいか1日仕事をして帰る頃にはなんだか頭からクサい臭いがしてきたいたのですがハーブガーデンシャンプーにしてから全く臭わなくなりました。ハーブガーデンシャンプー自体香りは強くないのでおそらく頭皮に残っていた汚れや油がしっかり落とせているのだと思います。
まとめ
シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーについて説明してきましたが理解できましたか?
最後に本記事の内容を簡単にまとめます。
シリコンとは撥水性を利用してコーティングするもの
シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの割合は6:4で年々ノンシリコンシャンプーが増加してきている
【シリコンシャンプー】
メリットは、髪のツヤを維持する・熱から髪を守る・髪の肌触り、髪の通りを良くする
デメリットは、ヘアケア成分、栄養素が浸透しづらい・毛穴が詰まる場合がある
【ノンシリコンシャンプー】
メリットは、頭皮にやさしく毛穴が詰まらない・頭皮の汚れをしっかりと落とせる・ヘアケア成分(トリートメント成分)がスムーズに浸透する
デメリットは、髪の毛のきしみ・泡立ちにくい・髪にツヤが出にくい
シリコンシャンプーかノンシリコンシャンプーで悩んでいる人はそれぞれのメリット・デメリットを確認して自分が本当に求めるものを選んでください。
悩んで出した答えがノンシリコンシャンプーだった場合、私はその方にはハーブガーデンシャンプーを強くオススメします。
ノンシリコンシャンプーのデメリットというのは商品に配合されている成分によって感じ方に差が大きく表れるのですが、ハーブガーデンシャンプーは天然由来成分100%の栄養の塊のようなシャンプーなのでデメリットが感じられにくいからです。
つまり、ノンシリコンシャンプーとシリコンシャンプーの良いところだけを集めたようなシャンプーなのです。もしあなたが今の髪の状態に満足していなければきっとハーブガーデンシャンプーがその悩みを改善してくれます。
本記事があなたの悩み解決のきっかけとなることを願っています。
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